2026.03.19

昨今の物価高の煽りを受け、建築費用が高騰していることをご存知の方も多いかと思います。そんな家づくりの計画を進めたいが費用に悩んでいる方に朗報です!
2026年も家づくりをサポートする補助金制度、「住宅省エネ2026キャンペーン」が始まりました!
今回の記事では、3つの補助金制度のうちの1つである「みらいエコ住宅2026事業」について解説します。
新築だけではなく、既存住宅のリフォームやリノベーションも対象となっており、条件を満たせば最大100万円の補助金を受け取ることができます。
今回は、本制度を活用してリフォームをお得に行うためのポイントについてわかりやすく解説します。
※2026年3月19日執筆時点の情報の為、今後情報の変更等行われる可能性があります。あらかじめご了承ください。
・どんなリフォームが補助金対象になるかわかる
・対象となる期間や条件、補助金額がわかる
・申請方法がわかる
目次
「みらいエコ住宅2026事業」は、2050年カーボンニュートラルを目指している国が主導となり、住宅の省エネ化支援のため、国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携の国を挙げた3つの補助金制度のうちの1つです。(3つの補助金制度をまとめて「住宅省エネ2026キャンペーン」と言います。)
国土交通省が主導する本事業は、過去の補助金制度では「性能が良いものを導入する」ことで効率的に補助金制度を活用できていましたが、今回からは「どれだけ性能が良くなったのか」が大きく補助金額に影響します。以下に対象となる住宅基準についてご紹介します。
本制度における対象の住宅基準ですが、原則として平成4年基準(新省エネルギー基準)を満たさない住宅、または平成11年基準(次世代省エネルギー基準)を満たさない住宅が対象となります。先述した通り、「どれだけ性能が良くなったのか」が補助金額に影響するため、リフォーム前の住宅の性能基準が低ければ低いほど本制度を最大限活用できるということになります。具体的な補助金額については後程ご紹介します。

本事業を利用するために、まずは対象となる「必須工事」のいずれかを実施する必要があります。さらに、必須工事と組み合わせることで、「任意工事」も補助の対象に含めることができます。

ガラス交換、内窓の設置、外窓やドアの交換など

外壁、屋根、天井、床への一定量以上の断熱材の使用

高効率給湯器、高効率エアコン(定格冷房エネルギー消費効率の基準を満たすもの)、太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、節湯水栓、蓄電池、換気設備のいずれかを設置する工事

ビルトイン食器洗機や掃除しやすいレンジフードなどの家事負担軽減設備の設置、防犯性・生活騒音に配慮した窓の改修、対面キッチン化など

手すりの設置や段差解消、廊下幅の拡張など

防災性向上改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置、リフォーム瑕疵保険等の加入

令和7年11月28日から、交付申請を行うまでの間にリフォーム工事に着手したものが対象となります。
1申請あたりの合計補助額が「5万円未満」の場合は申請できません。

補助額は、実施する改修工事ごとに定められた金額を合計して算出されます。
住宅の元の建築年(性能基準)と、どこまで性能を引き上げるかによって上限額が設定されており、最も高いケースでは1戸あたり最大100万円が補助されます。
| リフォーム内容 | 上限額 | ||||
| 対象住宅の建築年 | 実施するリフォーム工事の組み合わせ | ||||
| 平成4年基準を満たさないもの | 「平成28年基準」相当に引き上げるリフォーム | 一戸あたり100万円 | |||
| 平成11年基準を満たさないもの | 一戸あたり80万円 | ||||
| 平成4年基準を満たさないもの | 「平成11年基準」相当に引き上げるリフォーム | 一戸あたり50万円 | |||
| 平成11年基準を満たさないもの | 一戸あたり40万円 | ||||
対象工事内容ごとの補助額については、2026年3月19日時点では詳細情報はほとんど判明していない状況です。今後情報の更新があれば、こちらの情報も更新します。
以下に現状分かっている情報をまとめました。
| 対象工事 | 補助額について | |
| 必須工事 | 開口部の断熱改修 | 開口部の断熱性能、面積の区分及び改修方法に応じて別に定める補助額に、施工箇所数を乗じた額を合計した額 |
| 躯体の断熱改修 | 改修後の外壁、屋根・天井または床の断熱性能及び部位に応じて別に定める補助額に、断熱材の使用量を乗じて算出した額を合計した額 | |
| エコ住宅設備の設置 | 改修後に設置するエコ住宅設備の工事の種類に応じて別に定める補助額に、設置したエコ住宅設備の施工箇所数を乗じて算出した額を合計した額 | |
| 任意工事 | 子育て対応改修 | 改修後の子育て対応改修に係る工事の種類に応じて別に定める補助額に、設置した当該住宅設備等の施工箇所数を乗じて算出した額を合計した額 |
| 防災性向上改修 | 改修後の開口部の面積及び改修方法に応じて別に定める補助額に、施工箇所数を乗じて算出した額を合計した額 | |
| バリアフリー改修 | 改修後のバリアフリー改修に係る工事の種類及び工事に応じて別に定める補助額を合計した額 | |
| 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | 改修後に設置する空気清浄機能・換気機能付きのエアコンの冷房能力に応じて別に定める補助額に、施工箇所数を乗じて算出した額を合計した額 | |
| リフォーム瑕疵保険等への加入 | 対象となるリフォーム瑕疵保険または大規模修繕工事瑕疵保険への加入に対して、1契約あたり8,400円を補助します。 | |
今回の「みらいエコ住宅2026事業」と、ほかの補助金(住宅省エネ2026キャンペーンのほかの補助金、お住まいの自治体の補助金など)と併用できるのか、気になられている方もいらっしゃるかと思います。
結論、ほかのキャンペーンとの併用は可能です。
ただし、それぞれ併用できる条件があるため注意が必要です。
以下に他の補助金との併用についてまとめています。
ほかの補助金を効果的に組み合わせることで、補助金を最大限活用しましょう。
| 併用補助金項目 | 条件 | 備考 | ||
| 先進的窓リノベ2026事業 | 補助対象が重複しない場合 | ワンストップでの申請が可能 | ||
| 給湯省エネ2026事業 | ||||
| 国が推進している補助金事業 | 原則「先進的窓リノベ2026事業」で対象とするリフォーム工事の請負工事契約と、他の補助金制度で対象とするリフォーム工事の請負工事契約が別である場合 | 補助金事業によっては、「請負工事契約が別、かつ工期が別であること」という条件があることも | ||
| 自治体が推進している補助金事業 | 自治体判断による | 国費が充当されてない補助金事業の場合、原則併用可能 | ||

手続きについては、ご自身で行う必要はありません。
申請は、あらかじめ本事業の「事業者登録」を受けた工事施工業者が行います。
リフォーム工事がすべて完了した後に、施工業者が交付申請を行います。交付された補助金は、工事代金に充当されるなどの方法で、発注者である皆様に全額還元される仕組みになっています。
先述でお伝えした通り、「5万円未満」の補助金申請はできません。また、「必須工事」の3つのうちのいずれかを行わないと、補助金対象外となってしまうため、事前にリフォーム会社に相談し、必ず確認してください。
本事業での補助金申請等については、施工業者が行う決まりになっており、そのためにはあらかじめ業者が「事業者登録」を済ませていないといけません。リフォーム工事を始める前に、相談しているリフォーム会社が事業者登録をしているか必ず確認する必要があります。
本事業には申請期限が設けられています。以下に詳細な期限をご紹介します。
2025年11月28日以降
2026年6月末(予定)~予算上限に達するまで(遅くとも2026年11月16日)
予約申請内容を事務局が審査し、承認されると補助金額が確保されます。予約申請にも予約期限があり、基本的には予約申請を事務局に提出してから3か月後、もしくは2026年12月31日のいずれか早い日付までとなります。
2026年6月末(予定)~予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)
交付申請の手続きは、リフォーム工事の完了及びお客様へのお引き渡し後から可能なため、上記の期限までにお引き渡しまで完了している必要があります。

本記事では、「みらいエコ住宅2026事業」の具体的な内容についてご紹介しました。
制度をうまく活用すれば、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる快適な住まいや、家事がラクになる設備の導入で、家族や自分の時間の確保につながります。
制度を正しく理解し、快適な住まいをお得に手に入れませんか?
次回以降、他の補助金事業についても解説しますので是非ご覧ください!
YUYUリノベでは、部分的なリフォームから、戸建てやマンションのフルリノベーションまで幅広く対応しております。
また、「みらいエコ住宅2026事業」の登録業者として補助金申請から、
「我が家は対象になるの?いくら補助金がもらえるの?」などの疑問にも真摯にお答えします!
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