リフォームで叶える屋上増築!メリットやデメリット、用途別費用相場を解説

開放的な暮らしへの憧れや、敷地が狭く庭が作れないなどの解決策として屋上増築を検討される方も多いのではないでしょうか。
屋根を屋上にすることで、敷地が狭くても居住スペースを創出できますが、デメリットや費用にも注意が必要です。
本記事では、屋上増築リフォームのメリット・デメリット、用途別の費用相場について解説しておりますので、リフォーム・リノベーションをご検討中の方はぜひ参考にご覧ください。
10秒でわかるこの記事の要約内容
☑敷地を削らず眺望とプライバシーのある大空間を創出できる。
☑雨漏りリスクや耐震補強、階段スペースの圧迫に注意が必要。
☑屋上増築のベース工事は約100万~390万円の費用がかかる。
☑用途別でベース工事費に追加で工事費用がかかる。
☑用途に応じた防水工法や建築確認申請などの追加費用に注意。
屋上増築のメリット

屋上へ増築リフォームするメリットとして、以下の点が挙げられます。
〇敷地を削らず大空間を生み出せる
〇周囲の視線を遮りプライバシーを守りやすい
〇抜群の日当たりと眺望が手に入る
それぞれ順番に解説します。
敷地を削らず大空間を生み出せる
横に増築をしない屋上増築では、敷地を削らずに大空間を確保することができます。
周囲の視線を遮りプライバシーを守りやすい
周囲の建物の高さが同じくらいの場合、屋上に増築し、フェンスなどではなく壁で囲うことで、プライバシーの確保がしやすい空間が手に入ります。
抜群の日当たりと眺望が手に入る
屋上に空間を作る屋上増築では、抜群の日当たりと眺望が手に入ります。
特に周囲の建物が高くない、高台の敷地だとより効果を発揮します。
屋上増築のデメリット

屋上へ増築リフォームするデメリットとして、以下の点が挙げられます。
〇雨漏りのリスクが高くなる
〇大規模な耐震補強費用が発生する場合がある
〇階段スペースが居住空間を圧迫する
それぞれ順番に解説します。
雨漏りのリスクが高くなる
元々勾配のある屋根だった場合、フラットな陸屋根に変更するため排水性が低下します。
また、増築部と既存部の接合部や防水層の劣化が即座に雨漏りに直結するため、定期的なメンテナンスが必要です。
大規模な耐震補強費用が発生する場合がある
建物の最上部に床組みや手すりなどの荷重が加わり、重心が高くなるため地震時の揺れが大きくなります。
そのため、柱や基礎、耐力壁などの大規模な構造補強が必要となる場合があり、工事費用が高額化してしまうことにつながります。
階段スペースが居住空間を圧迫する
屋上への上り下りのため、階段を新たに設置する必要があります。
特に元が平屋で室内に設置する場合、階段分のスペースが居住空間を圧迫してしまいます。
また、敷地に余裕があれば外階段にすることも可能ですが、室内階段に比べ設置費用が高く、雨ざらしになるため定期的なメンテナンスも必要です。
用途別費用相場

増築をして屋上にする場合、お住まいの状態や、家庭菜園・BBQスペースなどの用途、さらに工事をどこまでやるかに応じて費用が変わります。
まずは、ベースとなる屋根を屋上に変える増築リフォームの費用について解説します。
屋上増築ベース工事
屋上増築のベース工事には、既存の屋根撤去や構造補強、防水工事など、様々な工事が発生します。
後ほどご紹介する用途別すべてに共通する工事となります。
ここでは、10㎡(約6帖)程度の屋上スペースを増築するという前提で費用をご紹介します。
〇既存屋根の撤去・処分
費用相場:3万円~6万円
〇下地補修(野地板・断熱下地)
費用相場:2万円~4万円
〇構造補強・構造計算
費用相場:50万~150万円
※木造住宅の場合ほぼ発生する費用です。
〇防水工事
費用相場:5万~10万円
※FRP、ウレタン防水での費用相場となります。
〇手すり・転落防止フェンス
費用相場:15万~40万円
〇アクセス階段
費用相場:25万~180万円
※室内階段、外階段で費用は大きく変わります。
屋上増築ベース工事費用合計
約100万~390万円
用途別追加費用
続いて、用途別の追加費用についてご紹介します。
用途によっても「どこまで作りこむのか」で大きく費用が変わります。
ここでは、ライト・本格的の2パターンで費用相場をご紹介します。
洗濯物干し

(画像:AI生成イメージ)
〇ライト:1.5万~4万円
物干し設備のみ
〇本格的:30万~300万円
サンルームの設置、上屋(柱+屋根だけの覆い)など
家庭菜園

(画像:AI生成イメージ)
〇ライト:10万~20万円
プランターや簡易花壇の設置
〇本格的:80万~200万円
屋上緑化や土の重量による構造補強が必要
BBQスペース

(画像:AI生成イメージ)
〇ライト:25万~45万円
床仕上げでコンクリート舗装や人工木デッキなど
〇本格的:50万~200万円
水道設備や照明、造作キッチンなどを設置
ペントハウス

〇ライト:100万~120万円
3帖程度の広さ
〇本格的:100万~450万円以上
居室化やルーフバルコニー化
用途別費用総額
ベースとなる屋上増築ベース工事の費用と、用途別追加費用の合計額が用途別の費用総額となります。
例えば、本格的なBBQスペースに増築したい場合
屋上増築ベース工事費用+BBQスペース本格的費用:150万~590万円
となります。
ただし、あくまでも概算の金額のため、正確な金額を知るためには事前にリフォーム会社へ相談することが重要です。
既存で屋上がある場合
すでに屋上・ルーフバルコニーがある場合のリフォーム費用は、屋根の撤去や下地補修、アクセス階段が不要なため、防水工事と手すりの設置だけで済むケースが多く、少ない費用で工事することが可能です。
よくある質問(FAQ)

Q.防水工事の種類で金属防水もあると聞きました。我が家ではどれがオススメですか?
A.用途や施工面積に応じて選択すると良いでしょう。
金属防水は、本記事で挙げたFRP防水、ウレタン防水と比べ、耐久性・耐火性に優れているため、特にBBQスペースを想定して増築する場合はオススメです。
ただし、初期コストがFRP・ウレタン防水に比べ約1.5倍~2倍と高いため、BBQスペースや屋根一面を屋上にするなどの広い施工面積の場合は、FRP・ウレタン防水が費用を抑えられます。
また、メンテナンスの面では金属防水が手間や費用がかからないため、長期的な目線で検討することが重要です。
Q.現在の住まいが2階建てで屋上を作ると昇降が大変なためエレベーターを採用したい。費用はどれくらいかかる?
A.屋上までエレベーターで昇降する場合、費用は270万~600万円程度見ておきましょう。
また、エレベーターを設置するスペースも屋上だけでなく、1階と2階にも必要となるため、その分居住スペースが削られることにも注意が必要です。
敷地に余裕がある場合、エレベータースペース分増築することも検討しましょう。
Q.屋上増築の際に追加で発生しやすい隠れた費用は何ですか?
A.ペントハウスやサンルームなど壁や屋根を備えた工作物を屋上に作る場合、10㎡以上の広さでは建築確認申請の手続きが必要です。(手続き費用として約15万~30万円)
また、屋上に水道を引き込む場合、水圧が弱いためブースターを追加で設置しなければならない場合があります。(設置費用約15万~40万円)
リフォーム会社へ相談する際は、どのような用途で使いたいか事前に伝えておきましょう。
まとめ

本記事では、屋上増築リフォームのメリット・デメリット、用途別の費用相場についてご紹介しました。
屋上増築リフォームは、限られた敷地の中でも暮らしを豊かにする価値ある選択肢である一方で、構造補強や防水工事、アクセス方法など注意点をクリアするためにも早期に実績豊富なリフォーム会社へ相談することが重要です。
悠悠ホームのリノベでは、「リノベで叶える、ひとつ上の暮らし。」を提供するため、お求めやすい・こだわりやすい・暮らしやすい、の3つの価値を大切にリノベーションを行っています。
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