【マンションの玄関リフォーム】狭い・暗いを克服する!後悔しないための空間拡張方法3選|【YUYUリノベ コラム】

【マンションの玄関リフォーム】狭い・暗いを克服する!後悔しないための空間拡張方法3選

2025.11.14

これから中古マンションを購入してリフォームを考えている方や、すでにお持ちのマンションのリフォームを検討している方の共通の悩みの一つが「玄関スペース」です。

特に築年数の経ったマンションでは、玄関が「狭い」「暗い」「収納が足りない」といった使い勝手や機能性の問題に加え、「来客時に家の顔として自信が持てない」という心理的な問題から、来客を快く招けないことにもつながります。

玄関は住まい全体の印象を決定づける重要なエリアですが、リフォームを検討する段階で「マンションだから大掛かりなことはできないだろう」と考えたり、逆に玄関をリフォームできることを知らない方もいます。

本記事では、マンション特有の制約を理解したうえで、限られた空間を劇的に変えるための具体的なリフォームの考え方や、後悔しないためのポイントなど解説しています。マンションリフォームをご検討中の方は是非ご参考にされてください。

この記事でわかること

・マンションの玄関リフォームで「できること」「できないこと」の明確な境界線がわかる
・物理的な拡張が難しいマンションで、玄関を劇的に広く見せる・する方法がわかる
・コストパフォーマンスを最大化するリフォーム内容の選び方がわかる

マンション特有の「3つの壁」とは?

マンションの玄関リフォームを成功させる前に抑えておきたいポイントとして、法規や規約に基づいた 一定の制約のもとで リフォームを進める必要があることを知っておくことが大事です。その中でも、マンション特有の「3つの壁」をこちらでは取り上げたいと思います。

項目具体例制約の内容
共用部規制の壁玄関ドア外側、玄関前の通路や廊下に面した壁建物の意匠・防火性能にかかわる部分は原則変更不可
構造上の壁梁や一部の壁構造上必要な梁や壁は、倒壊する恐れがあるため変更不可
絶対的な面積の壁マンションの外壁、一室の外側にあたる壁物理的に面積を広げること(増築)は不可

マンションでは上記のように、特に「外部」に面する壁は変えることができないため、内部(専有部)での「光の取り入れ方」「効率的な収納計画」、「隣接するデッドスペースの活用方法」をいかに考えるかが非常に重要です。こちらが後で説明する「空間拡張方法3選」のベースとなる考え方になります。

【最重要】あなたのリフォームは可能ですか?法的・技術的制約の理解

玄関リフォームの計画を立てる前に、読者の皆様が必ず知っておくべき重要なルールは、マンションの玄関ドアは原則共用部として扱われるということです。

共有部として扱われるため、個人の判断でドア本体の交換や塗装、外側へのデザイン変更は原則できません

ですので、リフォームに着手する前に、必ず管理規約や管理組合への詳細な確認が必須といえます。確認を怠ったまま着手してしまった場合、最悪原状回復をしないといけないことにもなりかねません。

玄関リフォームに着手する前は必ず、相談されているリフォーム会社を通して確認を取りましょう。
とはいえ、玄関ドア本体の経年劣化や断熱性能などを考えると、ドア本体をリフォームしたいと思われる方もいらっしゃると思います…。

そこで、ドアの枠は残したままドア本体を交換できる「カバー工法」であれば、リフォーム可能な場合もあります。

※管理組合の判断によるため、必ず確認はとってください。

空間拡張の2つの考え方と、拡張方法3選

物理的に面積を拡張することができないマンションの玄関リフォームでは、いかに広く見せられるか、いかに内部空間を効率的に活用できるか2つの考え方が非常に大事になります。これらを踏まえて、「空間拡張方法3選」について順番に解説していきます。

方法その①隣接空間からスペースを玄関に分ける

写真にある通り廊下幅を調整して玄関側にスペースを寄せる方法や、隣接する居室の収納を撤去してシューズクロークや土間スペースにする方法です。この方法は、実質的に空間を広くする唯一の方法です。

方法その②照明と採光で明るさと奥行きを演出する

空間を広く感じさせるために欠かせない「明るさ」。物理的に広くできない玄関では、「明るさ」を大事にすることで広く感じさせることができます。具体的には、間接照明を活用して空間の奥行や高級感を感じさせることや、隣接する居室に室内窓を設置することで物理的に採光を確保する方法などがあります。余談ですが、リビングを一番広く見せる方法として玄関、リビングに続く廊下をあえて暗くして「狭く」見せることで、そのあとに入るリビングを「広く」見せる方法もあります。

方法その③天井高さを活かした収納計画

収納不足は、玄関の狭さや雑然とした印象を煽ってしまう要因の一つです。収納不足を解消するためにも計画的な収納計画が必須ですが、広く見せる工夫として「天井高さ」を活かした収納計画を立てることが大切です。トールタイプの収納であれば、収納力は確保しながら視線が縦に抜けるため広く感じさせる効果も期待できます。また、最近はシューズクロークが人気ですが、入り口に扉をつける場合は天井高さまであるハイドアにすることで、同じく空間を広く感じさせることができます。

リフォーム内容とコストの考え方

玄関リフォームに限らず、リフォームの費用については「どこまで手を加えるか」で大きく変動します。前述の「空間拡張方法3選」でご紹介した3つの方法を例に費用についてまとめました。

項目コスト想定想定理由
隣接空間からスペースを玄関に分ける土間空間の新設や拡張など比較的大規模な工事になりやすいため
照明と採光で明るさと奥行きを演出する低~中照明器具の交換は比較的低コストですが、室内窓の設置(大きさによります)も伴うリフォームだとコストは上がります
天井高さを活かした収納計画低~高既存のシューズボックスの交換だけだと低コストだが、シューズクロークを作る場合は土間の新設や拡張などを伴うのでコストは上がります

あくまでも「どこまで手を加えるか」で費用が大きく変動することは分かっていただけたと思います。

費用ついて更に詳しく知りたい方は前回のコラムをご覧ください。

また、費用を抑える方法として

  • 新たな空間の新設や拡張ではなく、既存のスペースを活用した「広く見せる方法」を取り入れる
  • 既存の床材など再利用できる素材を活用することで、費用削減や空間の個性付けにつながる

などがあります。

「本当にスペースの拡張が必要なのか」「収納は今のスペースだけで賄えないのか」など、今一度リフォーム費用をどれだけかけるべきか考えることが必要だと言えます。

まとめ

本記事では、マンションの玄関リフォームで注意するべきこと、空間拡張方法3選、リフォーム費用と抑える方法について解説しました。

特に重要なチェックポイントは

Success

・管理規約の確認を徹底する

玄関ドアの共用部規制や、間取り変更の可否について、事前に管理組合の許可を得ることは必須条件です。

・空間拡張の計画的な考え方

「隣接空間を活用した実質的な拡張」と「照明・採光による心理的な拡張」の考え方のもと、「空間拡張方法3選」を組み合わせることで、費用対効果を最大化します。

・費用対効果の高いリフォーム範囲の選択

低コストで大きな効果が得られる照明器具の交換やクロスの貼り替えなどから優先的に検討し、大規模な土間空間の新設や拡張などについては、予算やライフスタイルに合わせて慎重に判断することが必要です。

となります。

マンションの玄関リフォームは、法規制や管理規約の順守など、リフォーム着手の前に確認すべきことが膨大です。加えて、お客様の理想を実現するために、すべてを理解した専門家のサポートが必要不可欠です。

特に、共用部にかかわる規制や、隣接空間を活用した間取り変更などの専門的な判断が求められることについては、早い段階でリフォーム会社に相談することが成功への第一歩となるでしょう。

信頼できる専門家へ相談し、後悔しないマンションの玄関リフォームを実現させましょう。

YUYUリノベでは、マンションの玄関リフォームはもちろん、戸建てや古民家のフルリノベーションまで幅広くご対応しております。
リノベーションのご相談、いつでも承っておりますのでお気軽にご相談ください。

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