ベランダ・バルコニー・テラス増築の費用と違い!増築リフォームで叶える上質な暮らし

洗濯物干しスペースの拡張のために、ベランダを増築リフォームすることは有効な手段の一つです。
しかし、最近では洗濯物干しスペースだけではなく、アウトドアリビングなど家族の憩いスペースなどの使い方も増えています。

本記事では、ベランダと似た意味のバルコニー・テラスとの違いやそれぞれのメリットデメリット、タイプ別の増築リフォーム費用など解説しておりますので、リフォーム・リノベーションをご検討中の方はぜひ参考にご覧ください。

 

10秒でわかるこの記事の要約内容

☑屋根の有無、設置階によってベランダやテラスの違いが決まる。

☑ベランダは雨や日よけに活用できるが費用の高額化に注意。

☑バルコニーは日当たりや開放感が抜群だが雨漏り対策に注意。

☑テラスはコスパが良いが防犯・プライバシー面の対策が必要。

☑各タイプの費用は既製品かオーダー施工かで大きく差が出る。



 

 

ベランダ・バルコニー・テラスの違い

まずは、似た意味で混同しやすいベランダ・バルコニー・テラスの違いについてです。
それぞれ、建物の外に張り出した(面した)居住スペースとして使える屋外空間のことですが、建築基準法上では、厳密にそれぞれの違いについて明記されているわけではありません。
ただし、建築・不動産業界における一般的な共通認識ではそれぞれ以下のように分けられています。

 

ベランダ

〇階数:主に2階以上

〇屋根:あり(庇や軒下などで屋根が覆っている)

〇特徴:屋根があるため雨がしのげ、洗濯物干しスペースに最適です。

 

バルコニー

〇階数:2階以上

〇屋根:なし

〇特徴:下階の屋根を利用して作られることが多く、屋根がないため日当たりが良好です。

 

テラス

〇階数:主に1階部分

〇屋根:なし

〇特徴:タイルやコンクリート、石材が使われることが多くBBQスペースなどに適しています。

 

ベランダ・バルコニー・テラスの違いについては、主に「どの階数」に張り出して(面して)いるかと「屋根の有無」によって分けられています。
ただし、会社によってそれぞれ呼称を分けていない場合などもあるため、図面にベランダと記載があっても屋根はあるのかなどの確認は必要です。

 

 

ベランダ増築のメリット・注意点

ここからは、各タイプ別のメリット・注意点について解説します。
ベランダを増築する場合のメリットと注意点については以下の通りです。

 

メリット

〇全天候型の洗濯物干し場の確保
急な雨でも洗濯物が濡れないため、共働き世帯など日中留守にするご家庭には特におすすめです。

〇1階の日よけ・雨よけになる
2階にせり出すベランダは、その分下の1階の窓や掃き出し口に日影ができ、雨の吹込みも防げます。

 

注意点

〇リフォーム費用が高額になりやすい
床と屋根まで含めた重量を支える必要があるため、1階部分への耐力壁の追加や独立柱の設置が必要になり、リフォーム費用が高額になりやすいです。

〇1階の室内が暗くなる可能性がある
2階のベランダのせり出し方によっては、1階に入る光が遮られる可能性があります。

 

 

バルコニー増築のメリット・注意点

続いてバルコニー増築のメリットと注意点について解説します。

 

メリット

〇圧倒的な開放感と日当たりが手に入る
空を遮るものがなく、さらに2階に設置するため、周囲の建物の影響も受けづらく圧倒的な開放感・日当たりの良いスペースを確保することができます。

〇バルコニー増築に比べリフォーム費用が安くなりやすい
屋根がない分ベランダに比べ軽量なため、建物への負荷が小さく、構造補強が最小限で済むため、バルコニー増築に比べ費用が抑えやすいです。

 

注意点

〇雨漏りリスクが高くなりやすい
ベランダ増築も同じですが、特にバルコニー増築では屋根がないため雨水を直接受けるため既存外壁からの侵入を防ぐために適した防水加工や定期的にメンテナンスが必要です。
また、屋根の上に施工するルーフバルコニーの場合、既存屋根の防水層を傷つけてしまうと1階への雨漏りへ繋がってしまいます。

〇天候の影響を受けやすい
雨が降った際には使えず、夏場の酷暑では床材が熱くなりすぎて素足で歩けないなど、天候の影響をダイレクトに受けてしまいます。

 

 

テラス増築のメリット・注意点

最後にテラス増築のメリット・注意点について解説します。

 

メリット

〇雨漏りリスクが極端に低い
外壁や屋根を扱うベランダ、バルコニーに比べ、地面に施工するテラスは工事後の雨漏れリスクが極端に低くなります。

〇リフォーム費用が一番抑えられる
3つの工事のうち1階に施工するテラス増築では、高所作業や大がかりな構造補強が必要ないため、リフォーム費用が一番安く、工期も短く(数日~1週間程度)増築できます。

 

注意点

〇防犯面やプライバシー確保への対策が必要
外からの視線が届きやすく、空き巣の足場や侵入経路になりやすいです。
また、フェンスや目隠しをセットで計画しないと、外から丸見えで使えないという事態に発展しかねません。

〇庭のスペースが削られる
庭に増築する形になってしまうため、庭のスペースが削られます。

 

 

タイプ別増築リフォーム費用

ベランダ・バルコニー・テラス増築それぞれのメリットや注意点について理解が深まったところで、肝心の増築リフォームの費用についてタイプ別に解説していきます。

 

ベランダ

後述するバルコニー増築でも言えることですが、増築の仕方によって費用に大きく幅ができます。
既製品を使うことで安価に抑えることが可能ですが、美観や広さを求めて既存建物と同じ外壁や屋根にすると費用が大きく上がります。

 

費用

約50万~300万円以上

 

バルコニー

ベランダ増築同様、既製品を活用すると安価に施工できますが、美観や広さを求めると費用が大きく上がります。
ベランダと比べ、屋根がない分費用は抑えることができます。

 

費用

約50万~250万円

 

テラス

ベランダ、バルコニー増築とは違い、地面に増築するテラス増築は、既存建物の構造補強や足場代などが必要ないため費用を大きく抑えることができます。

費用

約15万~50万円

 

 

よくある質問(FAQ)

Q.ベランダ・バルコニー・テラスのどれを選ぶのが我が家に最適ですか? 

A.用途や優先順位によって選びましょう。
雨を気にせず洗濯物干しスペースが欲しい場合はベランダ、防犯性を高めプライバシーも守られたプライベート空間が欲しい場合はバルコニー、費用を抑えてBBQスペースが欲しい場合はテラスがオススメです。

 

Q.2階に新しく増築する場合、地震による耐震性への影響や雨漏りの心配はありませんか? 

A.事前に構造計算と確実な防水処理を施せば安心です。
1階部分の既存建物に耐力壁を追加して建物の耐震バランスを保ち、既存部分と増築部分の接合部には防水処理を行うことで、雨漏りや耐震性の問題を未然に防げます。

 

Q.増築工事を行うことで固定資産税が上がったり申請手続きが必要になったりしますか? 

A.本記事でご紹介したベランダ・バルコニー・テラス増築は固定資産税は原則上がりません。
ただし、ベランダは屋根があるため建築確認申請の手続きが必要になる場合があります。
建築確認申請は、お住まいのエリアが防火地域・準防火地域に該当している場合や、10㎡を超える大きさの屋根がかかっている増築の場合は申請手続きが必要になります。(申請費用は約15万~30万円)
また、後付けで屋根を付ける場合も同じく、上記の条件を満たすと建築確認申請手続きの対象となるため注意が必要です。
※オーニング(手動・電動で出し入れができるもの)は建築面積に該当しないケースが多く、建築確認申請手続きが不要になる可能性が高いです。

 

 

まとめ

本記事では、ベランダと似た意味のバルコニー・テラスとの違いやそれぞれのメリットデメリット、タイプ別の増築リフォーム費用などについてご紹介しました。

ベランダ・バルコニー・テラス増築は家事効率や暮らしの質の向上を実現する方法の一つです。
それぞれの増築リフォームのメリットや注意点、費用相場を事前に把握することで後悔しない増築リフォームを叶えられます。

悠悠ホームのリノベでは、「リノベで叶える、ひとつ上の暮らし。」を提供するため、お求めやすい・こだわりやすい・暮らしやすい、の3つの価値を大切にリノベーションを行っています。
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