戸建てリノベやマンションリノベの相談から引き渡しまでの流れと失敗しない事前準備を解説

現在、お住まいの家について「家事動線が悪い」「収納が足りない」「部屋が余っている」などでお悩みの方は非常に多いです。
そのようなお悩みを解決するのがリフォームやリノベーションですが、検討を始めたばかりの頃は「何から始めたら良いのかわからない」と思われる方が多くいらっしゃいます。
本記事では、戸建てリノベやマンションリノベの相談から引き渡しまでの流れと失敗しない事前準備や注意点について解説しておりますので、リフォームやリノベーションをご検討中の方はぜひ参考にしてください。
10秒でわかるこの記事の要約内容
☑事前に要望の優先順位や予算上限を整理。
☑現地調査は構造の劣化状況や周辺環境に注意。
☑見積りは金額だけでなく内容と根拠まで確認。
☑契約時は明細への要望反映とスケジュールに注意。
☑工事中の中間立ち会いと完了検査は必須で行う。
相談前の準備

何事も準備は大切ですが、リフォームやリノベーションを検討する上でも非常に重要です。まずは、リフォーム会社などに相談する前の準備について、戸建てとマンションそれぞれ解説します。
共通:準備すべきこと
要望の優先順位を決める
今の暮らしのどこに不満があるのかを明確にし、不満の大きさに対して要望の優先順位を決めましょう。不満が大きいほど解消した後の暮らしの満足度が高まるため、相談をする前に整理しておくことは重要です。
(見出し4) 予算の上限を把握する
世帯の収入から、毎月の生活費や将来の収入の目途について考えた上で予算の上限を把握しておきましょう。無理のない資金計画にしていくために、老後資金まで含めたライフプランから逆算することが重要です。
新築時の図面を準備する
新築時の図面があると、相談の際にできること・できないことを区別しやすくなり、打ち合せがスムーズに進むため、図面が残っている場合は必ず準備しておきましょう。
戸建てリノベの場合
木造や鉄骨などのお住まい(購入検討中の物件も含む)の構造を把握しておきましょう。リノベーションを希望する物件が2x4構造の場合、取り除けない壁などもあるため、希望通りの間取りにできない可能性もあります。
マンションリノベの場合
事前に管理規約を準備しておきましょう。すでにマンションにお住まいの場合、購入時に受け取っているケースが多く、紛失した場合や今から購入予定の場合は、管理会社や不動産会社からコピーをもらうこともできます。
相談~現地調査

相談前に準備した内容をもとにリフォーム会社に相談しましょう。話したいことが整理されているため次のステップの現地調査にスムーズに進めます。
現地調査は建物の状態を把握する大切な工程で、要望通りにリノベーションできるかを判断します。ここでは、現地調査の流れや注意点について、戸建てとマンションそれぞれ解説します。
共通:現地調査の流れ
寸法や間取りの確認
古い家では、新築時の図面と実際の寸法が違ったり、過去のリフォームで図面にない変更が加わっていることがよくあります。また、プラン提案や見積り作成のために、部屋の縦横だけでなく天井の高さ、窓や建具の大きさまで徹底的に測ります。
配管や配線の確認
理想の間取り(対面キッチンにしたいなど)が実現できるかどうかは、床下や壁裏の配管や配線、排気ダクトのルートで大きく変わります。特にマンションリノベの場合、プランを左右する重要なポイントです。
構造の劣化状況のチェック
建物の寿命を延ばすために劣化状況の確認をします。マンションは構造にあたる部分が共用部になるため、リノベーションで変更できませんが、戸建ては構造に手を加えられるため、構造の劣化状況の確認は重要です。
搬入経路や周囲環境の確認
工事費用に直結する項目で、資材の搬入経路や工事期間中に駐車場を借りる必要があるかなどの周辺環境の確認をします。
戸建てリノベの注意点
戸建ては、特に構造の劣化状況のチェックが重要です。シロアリ被害や雨漏りの痕跡、基礎のひび割れなどを確認し、問題があれば適切に対処することで、建物の寿命を延ばし安心して暮らすことができます。
マンションリノベの注意点
マンションは、リノベーションで扱える専用部分と扱えない共用部分があります。専用部分は個人の所有部分にあたり、部屋の内部が基本的な専用部分です。共有部分は玄関ドア(外側)、共用廊下、バルコニー、パイプスペース、構造躯体(壊せない壁や梁)などが該当します。
プラン・見積り

現地調査が終わるとプランや見積りの提案に進みます。ここでは、プラン・見積りでの注意点について、戸建てとマンションそれぞれ解説します。
共通:プラン・見積りの注意点
プランや見積りが出てきたら、「金額の安さ」だけで選ばないことが大切です。もし複数社で比較検討する場合は、現地調査やプラン作成の手間を考慮し、最初の相談段階で2〜3社に絞って依頼するとスムーズです。
また、比較する際は金額だけでなく「要望がどれだけ反映されているか」「提示された金額の根拠が明確か」までしっかりチェックしましょう。
戸建てリノベの注意点
戸建てでは、解体後に追加費用が発生する場合があるため、見積りの段階で予備費を見ているかを確認しましょう。壁や床を開けて初めて柱の腐食やシロアリ被害が見つかることもあります。マンションでも解体後に老朽化が見つかるケースがありますが、戸建ては追加費用が大きくなりやすい傾向にあるため注意しましょう。
マンションリノベの注意点
マンションでは、パイプスペース(排水の縦管)が共用部にあたるため、位置を変えることができません。そのため、排水の勾配が取りづらくなり、水回りの移動範囲に制限がかかります。キッチンなどの向きを変えることや多少の移動はできるケースが多いですが、会社によってできる・できないがあるため注意しましょう。
工事請負契約

プランや見積りの内容に納得できたら工事請負契約です。契約は後々のトラブルを防ぐための大切な手続きのため注意も必要です。ここでは、契約での注意点について、戸建てとマンションそれぞれ解説します。
共通:契約の注意点
明細の確認
口頭で変更を希望した内容が、図面や見積りにすべて反映されているか確認しましょう。特に水回りの設備やクロスを指定している場合、品番、メーカー名、数量などが指定通りになっているかのチェックは必要です。
追加工事のルール
解体後に補修が必要になった場合、事前に連絡や見積りをもらってから着工する約束になっているかを確認しましょう。
引き渡し日と保証
引き渡し日がきちんと明記されているか、引き渡し後の保証内容やアフター点検の規定があるかなどを確認しましょう。
補助金の申請スケジュールと適合条件
国や自治体の補助金などを活用する場合、契約日や着工日が指定されているケースが多いため、契約時点での申請のタイミングや、対象条件を満たしているかを担当者と擦り合わせしましょう。
戸建てリノベの場合
戸建てリノベは、増築や大幅な構造変更がおこなわれる可能性があります。その場合、建築確認申請の手続き費用が見積りに反映されているか確認しましょう。反映されていない場合、15~30万円程度の手続き費用が発生します。
マンションリノベの場合
マンションリノベは、着工前に管理組合へ工事申請をおこない承認を得ないといけません。申請から承認を得るまで2週間~1か月程度の期間がかかるため、工事のスケジュールは必ず確認しましょう。
着工~引き渡し

契約が済んだら着工~引き渡しです。理想の住まいを完成させるために、着工から引き渡しまでの期間の注意点について、戸建てとマンションそれぞれ解説します。
共通:着工~引き渡しの注意点
中間立ち会いを行う
コンセントの位置やスイッチの高さなど、図面ではイメージしにくい部分は、工事の途中で現場に立ち会って確認しましょう。現場で確認することで、イメージと違ったというトラブルを防ぐことができます。
工期遅延のリスクと確認
天候や資材の納入遅れ、解体後の追加工事などによって工期が伸びることがあります。引っ越し業者の手配や仮住まいの退去日に影響するため、進捗状況を定期的に担当者へ確認しましょう。
引き渡し前の完了検査
工事が完了すると、引き渡しの前に完了検査をおこないます。完了検査では、図面通りに仕上がっているか、傷や汚れ、ドア・引き出しの開閉不具合、水回りの水漏れがないかなどプロの立ち会いのもとチェックします。
不具合を見つけた場合、引き渡しまでに補修などをおこなってもらえるため、自身の目でしっかり確認しましょう。
戸建てリノベの場合
戸建てリノベは、屋根や外壁の塗装、増改築などにより屋外工事が含まれる場合、雨や台風などの悪天候によって工期が遅れやすい傾向にあります。予備日も含めた余裕のあるスケジュールか確認しましょう。
マンションリノベの場合
マンションリノベは、解体工事や床工事は特に音や振動が響きます。上下左右に部屋があるマンションでは、事前に工事期間や騒音が出る日時などを管理組合や両隣・上下階の住人へ周知することが不可欠です。
よくある質問(FAQ)

Q.予算や間取りが決まっていなくても相談して大丈夫?
A.はい、大丈夫です。むしろ早めにご相談いただくことで、予算感の把握や要望の整理がスムーズになるため、具体的な予算や間取りのイメージが決まっていなくてもお気軽にご相談ください。
Q.相談から引き渡しまで、全体の期間はどれくらい?
A.リノベーションの規模によるため一概には言えませんが、戸建てのフルリノベの場合は約4か月~6か月、マンションのフルリノベの場合約3か月~5か月程度見ておきましょう。
また、物件探しから始められる場合、上記の期間に6か月程度プラスでかかるイメージを持っておきましょう。希望入居時期が決まっている場合、入居の半年~1年前にはご相談いただくのがオススメです。
Q.工事期間中、住みながらリノベーションすることはできる?
A.住みながらのリノベも可能です。ただし、水回りの取扱いや間取り変更を伴う場合、水回りを利用できない期間が発生したり、騒音や振動が響く工事も多いため、仮住まいがオススメです。
まとめ

本記事では、戸建てリノベやマンションリノベの相談から引き渡しまでの流れと失敗しない事前準備や注意点について解説しました。
リノベーション全体の流れを把握することで、準備しておくことや注意したいことを事前に知ることができるため、スムーズに相談から引き渡しまで進めることができます。
悠悠ホームのリノベでは、「リノベで叶える、ひとつ上の暮らし。」を提供するため、お求めやすい、こだわりやすい、暮らしやすい、この三つの価値を大切にリノベーションをおこなっておりますので、お困りなことやご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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