リノベでよくある後悔とは?リノベで失敗しないためのポイントを原因と対策のセットで解説

リノベをした方の中には、「思ったよりも高くなった」「間取りや動線を失敗した」「収納を増やせばよかった」などの理由から後悔することもあります。しかし、リノベは大きな買い物です。特にこれからリノベを検討しようと考えている方にとって、後悔する可能性は少しでも減らしたいでしょう。

本記事では、リノベでよくある後悔や、リノベで失敗しないためのポイントを原因と対策のセットで解説しておりますので、リフォームやリノベーションをご検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

リノベの後悔「予算オーバー」

リノベでよくある後悔に「予算オーバー」があります。ここでは、予算オーバーになる原因と対策について解説します。

 

原因:解体後のトラブル

壁や床の解体後、内部配管のさび、土台の腐食、シロアリ被害などが見つかり、追加で修繕費用が発生することがあります。通常、工事前に現地調査をおこないますが、壁の内部の確認は限界があるため、工事が始まって見つかることも少なくありません。

 

● 対策

壁の内部を確認する破壊検査、専門機器を使った検査などを事前におこなうことで、解体後のトラブルリスクをある程度回避することは可能ですが、検査内容によって費用も発生してしまいます。(数万~数十万円)

一番の対策方法は、見積りを予算ギリギリで組まず、最初から50万円~100万円程度の予備費を見込んでおくことです。解体後に補修費用が発生しても、予備費を見込んでいることで他の要望から削る必要がなくなります。

 

原因:要望を詰め込みすぎ

打ち合わせが進むと設備機器メーカーのショールームを回ることが多いですが、グレードが高い設備を見てオプションで追加される方も珍しくありません。オプションを次々に追加すると、最終の見積りで大幅に予算をオーバーすることになります。

 

● 対策

事前にご家族で要望の優先順位を整理しておくことで、不要なオプション追加を防ぐことができます。また、追加したいオプションがある場合はその都度見積りをもらい、こまめに総額を把握することも重要です。

 

 

リノベの後悔「間取り・動線」

リノベでよくある後悔に「間取り・動線」があります。ここでは、間取り・動線の失敗になる原因と対策について解説します。

 

原因:広すぎる空間

広すぎる空間(LDKなど)にしたことが原因で、冷暖房の効きが悪くなったり、生活音が筒抜けになる場合があります。特にリモートワークが多いご家庭では、生活音が筒抜けになると仕事に支障をきたす可能性があります。

 

● 対策

リモートワークが多いご家庭の場合、最初から書斎を間取りに組み込むことで生活音の問題を解決できます。冷暖房の効きについては、適切な容量の冷暖房機器の設置や、断熱対策(内窓設置や断熱材の充填など)で解決できます。

 

原因:生活動線のミスマッチ

SNSなどで多くの情報に触れられる現代では、「あの帰宅動線を真似したい」などの要望もあるでしょう。しかし、帰宅動線を意識し過ぎたことで他の動線が疎かになり、動線のミスマッチで暮らしづらくなる場合があります。

 

● 対策

ご家族の暮らしをイメージしながら動線を検討することで、暮らしやすい動線の住まいを手に入れることができます。また、設計士に相談できる場合は、要望を伝えて動線を設計してもらうのも有効な手段のひとつと言えます。

 

 

リノベの後悔「収納量・配置」

リノベでよくある後悔に「収納量・配置」があります。ここでは、収納量・配置の失敗になる原因と対策について解説します。

 

原因:量と配置のミスマッチ

必要な場所に必要な量の収納が確保できていない場合です。玄関やリビングなど必ず収納が必要ですが、収納の量を考えずに配置すると収納できず、かえってモノが散乱してしまうことにつながります。

 

● 対策

事前にどんなモノをどれくらいの量収納するのか、具体的に考えましょう。例えば、玄関であれば靴は何足分の収納が必要か、ベビーカーやアウトドア用品などの収納も必要かなど、具体的に考えるほど無駄のない収納計画を実現できます。

また、家族の人数が変わることがあらかじめわかっていれば(出産や同居など)その分も加味して、ある程度余裕を持った収納計画を立てることも重要です。

 

原因:デザイン優先のオープン収納

見た目がおしゃれなオープン収納をご要望されることも多いのですが、常に見えるオープン収納はきれいな状態を保たなければならず、掃除や整理ができていないとかえって散らかって見えてしまうことにつながります。

 

● 対策

掃除や整理が無理のない範囲で行えるように、オープン収納を作る範囲を決めておくことが大切です。見た目を優先させたい場合は、ガラスなどの扉を付けることもおすすめです。ガラスも黒色などの色付きや、中のモノが見えづらくなるすりガラス調の扉もあるため、内装に合わせて選べます。

 

 

リノベの後悔「断熱の不備」

リノベでよくある後悔に「断熱の不備」があります。ここでは、断熱の不備になる原因と対策について解説します。

 

原因:見た目を重視

設備や内装のデザインなどの見た目に予算をかけすぎてしまい、断熱材の追加や窓の断熱化などの断熱対策にかける予算を削ってしまう場合です。断熱対策を怠ってしまうと、リノベをしても快適に過ごせないことにつながります。

 

● 対策

リノベーションの優先順位を整理することが大切です。断熱対策の優先順位が高い場合、おしゃれな見た目を多少犠牲にしてでも、永く住む住まいだからこそ、断熱対策に真っ先にお金をかけるべきでしょう。

また、見た目もあきらめたくない方は安価な設備や素材で、似たような見た目にできないか検討することも必要です。例えば、アクセントタイルをいたるところでしたいと考えている場合、来客時に見られやすい場所(玄関やリビングなど)だけアクセントタイルにして金額を抑えることもできます。

 

原因:断熱工事は当たり前に行われると思い込んでいる

断熱工事が標準仕様に入っていると思い込んでいる場合です。実は、低価格を売りにしているリノベーション会社では断熱工事はオプションであるケースも珍しくありません。そのため、いざ住み始めてみると夏は暑く、冬は寒い快適とは程遠い住まいになってしまうことに。

 

● 対策

リノベーション会社へ相談する際に、必ず断熱工事について確認しましょう。オプションの場合は見積もりに入れてもらい、見積もりの明細に断熱工事の項目があるかも併せて確認を徹底することで、断熱性能が高い快適な住まいが手に入ります。

 

 

リノベの後悔「タイミング」

リノベでよくある後悔に「タイミング」があります。ここでは、タイミングの失敗になる原因と対策について解説します。

 

原因:不動産や工事費の価格が落ち始めてから動く

不動産や工事費の価格が落ち始めるまで待とうとする場合です。市場の先行きを正確に予測することは難しく、待っている間に金利上昇やさらなる価格高騰のリスクがあります。

 

● 対策

不動産や工事費の価格動向に振り回されず、自分や家族が暮らしを変えたい・買いたいと思った時が動くタイミングです。タイミングが早くなることで、快適な住まいで暮らす時間も長くできます。資金計画に無理がなければ、思い立ったタイミングで動くことがその後の満足度につながります。

 

原因:設備や構造の限界(故障)を迎えて動く

設備の故障や水漏れなど生活に支障が出てから動く場合です。対応が後手に回るため、業者や仕様を比較検討する時間がなく、割高な緊急工事費の発生や不納得な仕様での施工につながります。また、工事期間中に設備が使えず生活に大きな負担がかかります。

 

● 対策

設備の標準耐用年数(水回りや給湯器、外壁・屋根塗装は10~15年程度)を基準に、計画開始時期を逆算して動きましょう。壊れてから探すのではなく、耐用年数が近づいたタイミングで点検を依頼し、半年~1年前から余裕を持って見積もりや業者選定を進めましょう。

 

 

よくある質問(FAQ)

 

Q.後悔を防ぐために、リノベーション会社との初回打ち合わせ前に準備しておくべき具体的な資料やリストはありますか?

A.平日と休日の家族の過ごし方(行動スケジュール)や、リノベ後も活用する予定の家具や家電のリスト(サイズや品番など)、現在のお住まいで不満に感じていることなどをまとめて準備しておくと、初回打ち合わせからスムーズに進みます。

特に現在のお住まいで不満を感じていることは、家づくりの軸になるため、リノベーション会社と共有することで家づくりの方向性のブレも少なくなります。

 

Q.解体後に予備費(50万〜100万円)を超えてしまうような深刻な構造腐食や耐力壁の欠損が見つかった場合、どのように対処すべきですか?

A.安全性を最優先に、構造補強を第一に考えます。予算オーバーしてしまう場合、将来DIYやリフォームで対応しやすい内装仕上げやインテリア・設備のグレードを下げることで、全体の予算のバランスを調整します。

 

Q.断熱工事や間取り変更に伴う費用負担を抑えるために、活用できる補助金や減税制度はありますか?

A.国が実施する先進的窓リノベ事業や、みらいエコ住宅事業などの省エネ・子育て世帯向けの補助金制度が活用できます。補助金を活用することで、断熱改修や家事負担軽減設備の導入コストを大幅に還元できます。

ただし、施工会社が事業者登録をしている必要があるため、事前に施工会社へ確認しましょう。

 

 

まとめ

本記事では、リノベでよくある後悔や、リノベで失敗しないためのポイントを原因と対策のセットで解説しました。

リノベーションにおける後悔の多くは、事前の優先順位の整理と、具体的な生活イメージの共有によって防ぐことができます。一生に一度の大きな買い物だからこそ、費用だけでなく動線・性能のバランスを考慮した無理のない計画が大切です。

悠悠ホームのリノベでは、「リノベで叶える、ひとつ上の暮らし。」を提供するため、お求めやすい、こだわりやすい、暮らしやすい、この三つの価値を大切にリノベーションをおこなっておりますので、お困りなことやご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。